頭と心の成長を促す
脳力開発プログラム
私たちは、子どもの「未来」に真剣です
児童発達支援
放課後等デイサービス
『りんく』
『りんく』は、2021年2月1日に開所を迎えたばかりの児童発達支援・放課後等デイサービスです。
オープンからまだ間もないですが、利用児童の保護者様の多くから御礼の言葉や喜びのご報告も頂けております。
利用児童の多くが言葉の数を増やし、自分の気持ちを言葉で伝えられるようになるのは、「右脳開発」の理論と仕組みを取り入れた療育を提供しているからです。
私たちは子どもたちの「未来」を真剣に考え、子どもたちの「可能性」を心から信じて一人ひとりに向き合い、子どもたちの「能力」を確実に伸ばすことをお約束します。
- 子供の将来に不安を感じている
- 学力・能力を伸ばしていきたい
- 何か得意なことを身につけさせてあげたい
- いま通っている児童デイサービスが合わない
- 対人関係のスキルを伸ばしていきたい
- 気持ちの切り替えができるようになってほしい
- 自己肯定感や自尊心を高めてあげたい
もしいま、何か一つでも当てはまるものがあったならば、少しだけ先に読み進めてみてください。
ソーシャルスキル「トレーニング」は行いません
私たちの事業所では、ほとんどの事業所が看板のように掲げている「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」を、「トレーニング」という形では行いません。
ですが、これは「当事業所では社会性が身につかない」あるいは「当事業所がソーシャルスキルの重要性を軽んじている」という訳ではありません。
あくまで、「具体的なプログラムを考案し、専用の時間やスケジュールを設定し、トレーニングという名目の下に実施しない」というだけです。
例えば、ほかに通う子どもたちとの挨拶やおもちゃの貸し借り、先生との交流など、事業所の中では、ちょっとした「他者との触れ合い」の機会が、無数に存在しています。
そして、それらはすべて「ソーシャルスキル」を磨くための、これ以上なく実践的で、これ以上ないほどの“学びの機会”にほかなりません。
そういった状況に子供たちが直面した時、もちろん私たちは積極的に子どもたちに働きかけ、子どもたちの思考と情動をサポートし、子どもたちが「ソーシャルスキル」を身に付けるための手伝いを行います。
子どもたちが「自分の感情や考えを理解しようとし」、「相手の気持ちや意図を推し量ろうとし」、「お互いに納得できる解決策を探ろうとする」ことの手助けをする。
俗に言われる「ソーシャルスキルトレーニング」と、私たちの事業所でしていることと、本質的に何が違うというのでしょうか?
「あらゆる他者との触れ合いが、ソーシャルスキルを高めてあげるためのチャンスだ」という意識をもって子どもたちと接すれば、日常生活は最高の「トレーニング」に早変わりします。
そして「りんく」は、どれだけつまづいても、転んでもいい場所です。
むしろ、“外”で転ばなくていいように、「りんく」という安全な“家”の中で何度も転びながら、「自分を転ばせない方法」を身に付けるためにある場所だと言えるでしょう。
だから、私たちは、日常の中で当たり前に交わされるやりとりの中で、あるいは当たり前に起こるシチュエーションの中で、子供たちがそれを理解できるように働きかけるのです。
これを「トレーニング」だと言えば、そう言えるのかもしれませんが、少なくとも私たちは、これを「トレーニング」という、“血の通わない”訓練として実施してはいません。
「ソーシャルスキルトレーニングは行いません」という最初の発言の真意は、つまりはそういうことなのです。
ソーシャルスキルトレーニングは必要なのか?
そもそも、「社会性」というものを身につけるためには、「ソーシャルスキルトレーニング」を行うよりほかないのでしょうか?
「社会性」という言葉の意味を辞書で調べてみると、
①.広く社会に通用する(または存在価値が認められる)ような性質
②.社会集団の一員であるのに相応しい性質
(Oxford Languagesより)
と定義されています。
まず、①について、子どもを取り巻く社会に当てはめて考えてみましょう。
保育園や幼稚園、小学校などのクラスにおいて、勉強のよくできる子や運動が得意な子、手先の器用な子、歌の上手な子にピアノが弾ける子など、「何かに秀でた子」というのは自然とクラスでも一目置かれる存在となり、皆にその存在価値が認められるようになります。
そして、そういう存在となった時、たとえその子のコミュニケーション能力が低かろうが、他の能力が低かろうがあまり問題にはならず、きっと多くの子どもたち同じように、楽しく学校生活を過ごしていけることでしょう。
このように「何かに秀でた能力を持つ」ということが、そのままその子にとっての「社会性」となり、足りないものを補おうとするような消極的なトレーニングに頼ることなく、結果的に社会性を身につけられる例もあるでしょう。
次に、②についてですが、『社会集団の一員であるのに相応しい』というのは、現代日本で言えば、すなわち「空気が読める」ということではないでしょうか。
相手の気持ちが分からない(分かろうとしない)、自分の感情をコントロールするのが苦手、もしくは自分の気持ちを表現できない、気持ちの切り替えが苦手。
こういった発達障害の特徴を持つお子様の場合、本人はもちろん、周囲の人たちも苦しんでしまうのが現状でしょう。
「ソーシャルスキルトレーニング」とは、主にこの②のケースで苦しむ子どもたちのためのトレーニングだと言えます。
ソーシャルスキルを教え、何度も演習と復習を繰り返すことで、普段の生活から「社会性」を身につけさせようというアプローチです。
私たちの事業所は、アプローチがまったく違います
そもそも、すべての問題は、「自分の感情を、自分自身が正しく理解できていない」ことから始まっているのではないでしょうか。
自分の気持ちさえ理解できないのだから、自分以上に理解の難しい他人の気持ちなんて分かるはずがありません。
「考えたら分かるでしょ?」は、通じません。
そんな風に子どもに怒っている場合は、すぐにやめましょう。また、そんな指導をしている事業所に子どもを預けるのは、ただちにやめてください。
自分の感情を理解できない原因の多くは、「言葉」にあります。
人は、言葉がないと考えをまとめることすらできません。人類がこれだけ発達・発展してこられたのは、ひとえに「言葉」という文化と手段を手に入れたからだと言われています。
要するに、言葉が身につけば、自分の感情や思考を理解できるようになるのです。
そして、そうなれば今度は、理解した自分の感情や思考を、相手に言葉として伝えられるようになります。
実際、「パニック状態に陥った子どもを見て、どうしたらいいのか分からなくなってしまう」という切実な悩みを抱える保護者の方も、決して少なくないものと思います。
この基本的で根本的な“循環”を手にできた時、まず「自分を理解してほしい」という欲求や衝動から泣きわめいたり、かんしゃくを起こしたりすることが減ってくるでしょう。
そして、自分の感情を理解して表現できるようになると、段々と「感情のコントロール」も上手になっていきます。
「なぜ自分がイライラしたのか」、「なぜ自分は悲しくなったのか」、「なぜ自分は不快に感じているのか」を理解できるようになることで、今度はおのずと、その感情との付き合い方を理解しようとできるようになっていくことでしょう。
また同時に、自分の感情や気持ちが分かるようになれば、徐々に「相手の気持ち」にも理解が及ぶようになっていきます。
ここまで来たら、あとは簡単。
たった一つの「ルール」を、子どもたちに授けてあげるだけです。
「自分がされたら嫌なことは、相手にもしない。自分がされたら嬉しいことは、相手にもしてあげる」
ただこれだけで、「社会性」は身についていくのです。
「できない、興味ない」は大人の勝手な決めつけ
「言葉を増やしてあげること」と並行して、私たちは子どもたちの「右脳開発」にも力を注いでいます。
子どもの脳はとても柔軟で、まるで乾いたスポンジのようにぐんぐんと、あらゆる知識や情報を吸収するものです。
だから私たちは、その掛け替えのない貴重な時期に様々な刺激を脳に与えるべく、まだ平仮名の読めないような子にだって、早口言葉や百人一首、足し算や掛け算を教えたり、音感や五感を育むトレーニングを施したりしています。
当事業所の先生たちも、やはりまだ入所したての頃には、「なぜこんな小さな子どもに、こんなに難しいことをやらせるの?興味を持ってくれるの?」と、誰もが疑問に思っていました(笑)
でも、誰もがすぐにその考えが勝手な思い込みであったことに気が付き、子どもたちの能力に驚かされることになるのです。
最初は席にも座りたがらなかった子が徐々に復唱するようになり始めた途端、みるみる難しい言葉や、短歌や百人一首などを暗記していくようになったり。
あるいは、最初はつまらなそうに学習していた子が、少しずつできるようになるにつれて楽しそうに進んで学習するようになったり。
そんな子どもたちの姿を見て、「自分たちのやっていることは間違いじゃない」と確信を持つようになります。
子どもは、大人が思っているよりも、ずっと多くの色々なことに興味を抱きます。
短歌の七五調が持つ響きを心地よく感じたり、現代語とはまったく異なる古文の韻やリズムを楽しんだり、かと思えば、数字を数えられるようになった途端、日常の中に潜む数字をゲームのように探し始めたり、足し算や掛け算の意味を知って楽しそうに暗記し始めたり。
あるいは、音感を身につけだした子が、するすると単音だけでなく和音(コード)を覚え始めたりだってします。
本当に日々、目覚ましい勢いで成長と変化を繰り返していくのです。
そうして、自分の「得意」を見つけ出し、楽しみながら「得意」を磨いていく中で自分に自信が芽生え、そんな自分自身と手に入れた「得意」をご両親や先生からも褒められることで、さらに自己肯定感と自尊心も高まっていくことになります。
何か一つ、秀でた能力を身につけられたならば、社会に溶け込むのもそう難しくないことは、先にもお話した通りです。
人間は「環境の子」
イギリスの社会改革家ロバート・オウエンの唱えた言葉で、『人間は環境の子である』という言葉があります。
例えば、音楽好きの両親の家に生まれた子どもは、先天的に音楽が好きな訳ではなく、生まれて間もない頃から、もしくはお腹にいる時(胎教)から音楽に触れる機会を多く持つため、自然と「音楽好き」に育つ可能性が高くなる──というのが、彼の言葉が意味するところです。
人は、環境によって大きく変わります。
両親が、知らず知らずのうちに子どもの中に植え付けてあげていた「音楽」という“種”が、本人も意図しないままに開花し、勝手に「音楽好き」という“花”を咲かせるのです。
私たちは、この「可能性」という名の“種”を一つでも多く埋めてあげられるよう、試行錯誤しながら子どもたちと向き合っています。
中には、早口言葉が好きになり「竹やぶに竹立てかけた」と笑いながら何度も楽しそうに復唱するようになる子もいれば、数字を数えることが好きになり、あっという間に19の倍数まですらすら暗唱できるようになる子もいれば、百人一首を自らどんどん丸暗記していく子や、耳にしたメロディーを嬉しそうにピアノで弾いて見せたりする子もいたり。
“種”から芽吹く“芽”の形とタイミングは、本当に様々です。
「それぞれの科目やプログラムを純粋に楽しむ」ということが、もちろん一番大切ではあります。
ですが、それだけたくさんのことを覚えられるようになるということは、記憶力が良くなることを意味しますし、倍数を覚えられたということは、「数字」という概念に対する理解が深まり、分数などに対する理解も早くなることでしょう。
あるいは、音感が身につけば、話している相手の声の調子や雰囲気などから感情を読み取る能力が高まったりと、子どもたちが身につける一つ一つの能力が、幾つもの相乗効果を生んで、子どもたちを助けてくれることになります。
だから、私たちは、「この子にはできないだろう」とか「きっと興味を持たないに違いない」とか、大人の勝手な“凝り固まってしまった”尺度で決めつけたりはせず、色々な方法で子どもたちの“何でも受け入れられる柔軟な”脳を刺激するのです。
それは分かりましたが、
「やっぱりソーシャルスキルトレーニングも行ってもらえませんか?」
──申し訳ございませんが、当事業所では「ソーシャルスキルトレーニング」は行いません。
何故なら、私たちの提唱する療育方法は「いま」しかできないからです。
はっきり申し上げて、ソーシャルスキルトレーニングは、子どもたちの「脳の発達」が止まってしまった後からでも実施しても、十分な効果が期待できます。
就労支援なども、その延長線上にあると言えるでしょう。
「人間の脳は、12歳までに大人とほぼ変わらない状態にまで発達する」と言われています。
要するに、「12歳を過ぎてから右脳開発や能力開発のプログラムを行ったところで、あまり意味を為さない」のです。
このことについては、「ジャクソンとスキャモンの発育曲線」や「ベイレイの知能発達曲線」などでも指摘されており、近年の脳科学研究の発達によっても立証されてきている事実でもあります。
知能の発達に密接に関係する「脳」や「神経系」などの発達度合いと加齢によるその推移を示した「神経型」のグラフでは、6歳頃までには9割近くまで急激に発達が進み、12歳を迎える頃には、ほとんど完全に発達を終えてしまうことが示されています。
同じく加齢による知能の発達とその推移を示した「ベイレイの知能発達曲線」においても、「ジャクソンとスキャモンの発育曲線」における「神経型」と類似した成長曲線を描いており、神経系の成長と知能の発達には、密接な関係があることを示しています。
ですので、まだ年齢の低いうちは、「様々な能力を伸ばすことで、複合的にソーシャルスキルを身につける」というアプローチを採るべきだと、私たちは考えているのです。
逆に、脳の成長が止まってしまった後には、「発達を終えた脳の使い方を工夫する」方法を身につけるトレーニングを開始したり、満を持してソーシャルスキルトレーニングに着手したりする方が、より大きな効果が期待できることでしょう。
であるならば、
脳の能力自体を伸ばせる年齢のうちは、「いま」しかできないことをやった方が良いと思いませんか?
もちろん、人それぞれ多様な考え方があるべきだと思いますので、私たちの考え方が必ずしも「正解」だとは申し上げませんし、その考えを強制するような真似も致しません。
ですが、
「能力を伸ばすことで解決できる問題は、非常に多い」。
私たちは、そう確信しています。
『りんく』では、「運動プログラム」も行っています。
平日には「能力開発プログラム」を行うため、運動の時間を取ることができませんが、土日や祝日など、学校休業日の午前中には「学習系」のプログラム、午後には「運動系」のプログラムも実施しています。
この動画は、ラダー(はしご)を使った運動プログラムの一部を撮影したものです。
最初は簡単な動きから始め、動きに慣れてきたら片足でのケンケンと、少しずつステップアップしていくのですが、もっと難しいプログラムになると、運動能力だけでなくリズム感や思考能力も必要になるため、大人でも簡単にはクリアできなくなってきます。
普段は脳を鍛える時間を優先的に多く取っていますが、このように学校休業日のご利用では、本格的な運動トレーニングを通じたお子様の運動能力アップにもご期待いただけます。
とある一日の流れ
14:00~ お迎え
順次、送迎車で保育園や幼稚園などまでお迎えに上がります。
14:30~ 心の準備・整理の時間
静かな部屋でリラックスしたり、集中したりして、「りんく」で過ごす準備をします。
14:45~ 個別プログラム開始
準備が整ったら、順次「個別プログラム」で楽しく遊びながら能力開発を行います。
15:30~ おやつの時間
頑張った後は、ご褒美の時間。おやつを食べて一息。
16:00~ 自由時間
おやつを食べて一息ついたら、自由時間。様々な知育玩具などで楽しく学びながら、自由に過ごしてもらいます。
18:00~ 帰りの送迎
順次、送迎車でお子さまをご自宅までお送りします。
デイサービス
14:00~ お迎え
順次、送迎車で学校や学童などまでお迎えに上がります。
14:30~ 心の準備
静かな部屋でリラックスしたり、集中したりして、「りんく」で過ごす準備をします。
15:00~ 個別プログラム
順次「個別プログラム」を行い、楽しみながら個性に合わせた能力開発を行います。
15:30~ おやつの時間
頑張った後は、ご褒美の時間。おやつを食べて一息。
16:30~ 自由時間
学校から宿題が出ている場合には、自由時間を利用してスタッフがしっかりとサポート。学校の勉強について行けていない子には、個別の勉強ドリルなどを用いて、追いつけるよう支援します。
17:50~ 帰りの準備
区切りの良いところで切り上げて、帰りの準備を済ませます。
18:00~ 帰りの送迎
順次、送迎車でお子さまをご自宅までお送りします。
所長からのご挨拶
『りんく』は、障がいを持つ子どもたちの「未来の選択肢」を拡げる、能力開発型の児童発達支援・放課後等デイサービスです。
子どもたちを取り巻く環境、その個性は実に様々。
世間では、私たちの考える“個性”を“障がい”として区別する傾向にありますが、子どもは可能性のかたまり、今の過ごし方一つで未来はいかようにも拓きます。
「できない」「やらせない」などと安易に決めつけず、どんなことにもチャレンジさせ、『自分はできるんだ!』という自信と力を伸ばしていく。
その中で、得意なことや興味のあるものに目を向けることで、次第に脳の成長と心の成長も“りんく”していきます。
そして『りんく』は、人とのかかわりや療育プログラムを通じて、子どもの興味や能力を掘り起こし、「得意」を磨くための場所です。
みんなと同じじゃなくていい、いびつだっていい、ゆっくりだって構わない。
一人ひとりの輝けるステージを見つけ、可能性を無限に拡げていく。
そんな風に、子どもたちが成長するお手伝いをすることが私の使命であり、願いです。
参考文献
さいごに
ここまでお読みくださって、本当にありがとうございます。
私たちが児童発達支援・放課後等デイサービスの世界に足を踏み入れてからとても強く感じるのは、この業界の「世間的な地位の低さ」です。
学校や幼稚園、保育園、学童や塾、時には利用児童の保護者の方までもが、児童発達支援や放課後等デイサービスに対して「障害を持った子の預り所」という、あえて言葉を選ばずに言えば、どこか“下に見た”ような認識でいることが少なくありません。
療育の効果に期待などされておらず、通わせたところで子どもの成長があるとは信じてもらえていない。
そう感じてしまう瞬間が、多々あるのです。
実際、事業所によっては、本当にただ「預かる」だけで、子どもたちと遊びこそするものの何の働きかけもしていない、という空しい現実があることは否定できません。
また、お迎え業務の効率化ばかりを優先した結果、最初に迎えられた子が1時間以上も車に乗せられたままになったり、逆に遠いところから通っている子が帰りの送迎で1時間以上も車に揺られ続けたり。
送迎によって無駄に時間が浪費されてしまって、事業所にいられる時間が1時間にも満たないような子も中にはいる。
そんな本末転倒とも言える話さえ耳にすることもあります。
そういった事業所が、いったいどのような運営方針や療育理念の下で活動しているのかは分かりませんが、はたしてそれで子どもたちの「未来」を拓くことができるのでしょうか?
時として私たちの事業所では、「りんくに行きたくない」と利用児童が保護者の方に訴えることがあります。
これは、学校での勉強についていけなくなってしまったまま、勉強に対する「劣等感」や「アレルギー」を肥大化させてしまい、勉強に対して強い拒否反応や逃避行動を示すようになってしまった高学年の子に、特に多く見られる反応です。
あえて強い言葉を使えば、「嫌なことはやりたくない。嫌いなものから逃げてしまいたい」という“現実逃避”だと言えるでしょう。
私たちの事業所では、独自の療育プログラムを実施するだけなく、学校の宿題もきちんと面倒を見ますし、「勉強する」という行為に対して子どもたちが向き合えるよう、あの手この手で働きかけ続けます。
もちろん、その中で「楽しさ」を見出してもらえるように工夫や努力は惜しみません。
ですが、例えば「ただ子どもたちを楽しく遊ばせるだけの事業所」などと比較されれば、おそらく子どもは後者の方に通いたいと主張することでしょう。
でも、そういった事業所に通わせることが、本当に「子供のため」になるのでしょうか?
学習の遅れは、取り組むのが遅ければ遅いほど、取り戻すのがどんどん困難になっていきます。
小学校のうちであればまだしも、もしそこで追いつくことができなかったら、中学校では、その何倍も苦しい思いをしなくてはならなくなってしまう。
だから、私たちは「毎日が、一日一日が勝負」だと考え、「日々何かを学び取ってもらいたい」という信念で取り組んでいるのです。
最後に、どうかいま一度だけ考えてみてください。
子どもの未来と将来のために。
施設の概要
児童発達支援・放課後等
デイサービス りんく
- 種別児童発達支援・放課後等デイサービス
- 開所日月曜~日曜・祝日(週7日開所)
- 開所時間13:00~20:00(平日) 8:30~19:30(学校休業日の平日) 9:00~17:00(土日・祝日)
- 対象児童発達支援 0歳~6歳まで(未就学児) 放課後等デイサービス 6歳~満18歳まで
- 定休日第2・第4日曜日
- 定員最大10名/日
- お問い合わせ098-988-8405(代表)
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